· 

片落としと両落としについて

9月下旬になり、日中も過ごしやすく感じる日が少しずつ増えてきてホッとしますね。🌿

 

今日は、片落としと両落としについて書いていきます。✐

 

片落とし→基本的に掛けられる数(実)だけをそろばんに置く方法で、掛けられる数と掛ける数(実と法)の両方を置く「両置き」よりも早く計算できるメリットがあります。💨

 

両落とし→掛けられる数と掛ける数(実と法)どちらもそろばんに置かずに暗記したままか暗算で計算する方法で、最も早く速く計算できますが習得に時間が掛かります。💦

 

両落としで小数を含む掛け算の計算をする場合は、整数として計算し最後に小数点の桁を考慮して正しい位置に小数点を置き整数として両落としの要領で計算し、掛けられる数と掛ける数の小数点の右側の桁数を合計した桁数だけ計算結果の右端から左へ移動させて小数点を打ちます。🧮

 

そして割り算の場合は、割られる数と割る数に同じ数を掛けても商は変わらないので割る数を整数にしてから計算します。🤏

 

両落としはそろばんに数字を配置しないので数字を覚えて計算を進める必要があり、指を置く、ずらす、戻す操作で計算の段階を示す指の正確な動きも重要になり高い集中力と継続的な練習が必要です。💨

 

上級になってくると問題数も多くなってくるので、少しでも多くの手技を習得して合格率を高めていって欲しいと思います。🌸